2011年11月2日星期三
内蒙古人权保卫同盟主席席海明谈伊盟朝日格图事件(视频)
中国の内モンゴル自治区で、大型トラックに、遊牧民がひき殺される事件が再度発生。乱開発から牧草地を守ろうとして犠牲になった遊牧民の悲劇は、大きな抗議活動を呼ぶ恐れがあります。
牧草地の保護を訴えてきた、内モンゴル自治区オルドス市の遊牧民が20日、油田に向かう大型トラックにひかれ死亡。共産党系の新華社通信はこれについて、バイクがトラックを追い越そうとして衝突したと報道。しかし南モンゴル人権情報センターはボイス・オブ・アメリカに対し、この遊牧民は牧草地を守ろうとトラックをさえぎったため、運転手と口論になり、故意にひかれたといいます。
内モンゴル人権保護同盟 席海明主席:「政府は情報制御しています。情報によると政府は遺族に対し、外部と連絡を絶つよう脅しており、電話を受けた人は呼び出されます。当局は事態の制御に躍起です」
記者は地元政府や警察に25日電話をしましたが、誰も電話を取りませんでした。「南モンゴル時事評論」によると、遊牧民の権益を守るための抗議活動が10月24日から30日にかけて、フフホト市などで展開される予定だそうです。
内モンゴル人権保護同盟 席海明主席:「鉱山開発の問題はずっとあり、80年代初め 地元住民は反対しましたが、一部は捕まりました。一方 業者は利益を横取りし、地元は何の利益もなく、環境破壊だけが残されました」
今年5月にも、牧草地を守ろうとした遊牧民が、石炭輸送トラックにひき殺される事件が発生。当時、数千人が街頭で抗議しました。今回の事件は、遊牧民が権益を守ろうとして車にひかれた今年2度目の事件です。
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